2012年9月21日金曜日

バイバイ タイムカードなのですよ。

とても気に入りました。ウェブサイトに勢いがあります。いや、わかりにくいことを言うのはいけません、「ウェブサイトのコピーライティングに率直さと、迫力があります。」という表現があっているでしょう。

このサイトの前に”初期費用無料からのらくらく勤怠管理システム”(http://www.ic-tr.jp/web/)「Open Tone」のウェブサイトを眺めておりました。本社側のAlexa 171万、PRは1、2004年4月にアップ、と比べると156万、PR=2ですからアクセス数もそこそこのものだと思います。ページもとっつきやすく作ってあります。だいぶ費用がかかっているのでしょう。

管理者や利用者のメリットなどシステムを概観するページは、トップページの印象をそのままにできていて大いに結構、と感じシステムの詳細をチェックしようとしたら問題発生です。だいたいがたかが勤怠管理、されど勤怠管理でありまして、システムを説明したからと言って何らかのトラブルをかかえることなどないはずなのですが、コピーライティングに惹かれて、ページヘッダー下のバナーをクリックしたら、一気に気分が冷え込んでしまいました。

惜しい、実に惜しい。ここばかりでなく、他にもこの種のミステークを実現しちゃっているウェブサイトがあると思います。十分におきお付けください。

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ということで再度情報豊富なビジネスに習熟している勤怠管理屋さんを探すたびに出発!あっという間の為五郎で見つけちゃったのが、冒頭のバイバイ タイムカードのサイトなのであります。

すでに申し上げましたが、素直で骨太なアプローチが気に入りました。http://www.bt-journal.net/をのぞくと、企業活動がいろいろ記述してあります。これもなかなかに結構。というわけで、ここの勤怠管理を販売してみようかなという気になっています。

まぁこちらがいくら申し上げても、つれない返事が来るかも知れずソコンところは久しぶりのどきどきもんでありますが・・・。

さて、本論のバイバイ・タイムカードシステムです

第一印象: とにかく自由度が高い。たとえば普通ここまではやらない時刻丸め、時間丸めの仕様まできちんと解説されています。

ページ左側に設置されている目次の第二ブロック「システム構成と打刻端末」をクリックすると、考えられるかぎりの入力機器が表示されています。

バイバイ タイムカードの入力端末

QRコードまで入っているのには驚きました。でも当然なんですよね。そして嬉しいことにページを下へ行くと、一言解説が付いています。これはサイト設計者の勝利です。これがあるだけで担当者は入力端末の説明を求められてうろうろすることがなくなるのですよ。

まぁでも「Windows ログオン」に関しては微妙です。ブラウザ表示の時点なのか、IDパスワードの認証完了時刻なのか、微妙なずれが発生します。

と思って資料請求してみることにしました。販売業者になっても良いよなぁなどと思いながらフォームに記入。クリック即PDFファイルを折り返し送ったよ、という表示です。

これなんですよ、これこれ。これこそインターネットの持つ即時性マーケティングなんです。熱の冷めないうちにとにかく行くとこまで行っちゃう、昔女子を口説くときに使った手と同じです。

速攻配信されてきたPDFにはウィンドーズの初期画面に入力フォームが表示されている画像があるではありませんか。ということはPC立上即時とうことになります。これってかなりの優れもの。でしょ?

iPadを入力端末に利用するやり方も垢抜けています。ぼくらの世代ではたぶんここまでたどり着かずに終わってしまうでしょう。

いやいや入力端末はここまでにして置きましょう。帳票も充実しています。すべてをインターネットで処理しようとすると、問題になる点は上司からの承認をどう実現させるかです。

もちろん週末にデータを一括して翌週早々に課長が必要な処理をPC画面で実行、などという手法がクラウド以前には一般的でした。ところが、現在進行形のまま状況をチェック、すなわち日時で特定の従業員を呼び出し、チェックと承認を実施で切るようにしています。(39.勤務実績承認)

さらに、管理者権限の統制も簡単にできるようになっています。部下の派遣されている事業所まで日次で勤務状況をチェックしにネット上で行くことができます。また従業員は自分の勤務状況表に直接アクセスして有給休暇や、直行、直帰を申請できるようになっていて、当然上司もそれへの諾否をネット上で記述できます。

このシステムでは提供pdf資料の34ページあるように「この瞬間に誰がどこにいるのか表示する機能」があります。これって店頭の状況で配置を点検せねばいけない業種には、とても便利な機能ではないでしょうか。

いやいや、長くなりつつありますのでこれで止めておきましょう。とても自由度が高く柔軟性に優れたシステムであるように感じます。興味ありですか?今すぐお問合せください。

価格ですか?いやぁ困った、問い合わせると価格表も一緒に送ってきますが、これがわかりにくいのです。あらゆる事柄に初期設定費用と月次費用が記載されています。これをすべて足し算すると膨大な金額になりますが、きっとなにか計算方法があるんですよね。一般的な企業モデルを設定して見積書を作成しておくと完璧だったんですがねぇ・・・。

まっ英語でもいうとおり、Nobody's perfect ですかな?

おっと最後に一つ。去年だかおととしだか忘れましたが某社から勤怠管理システムの問合せを頂いてこれまでとおり勤労の獅子をプレゼンしました。ところが競合に取られてしまったのです。そのとき裏から教えていただいた負けの理由がアルコール検査と勤怠管理のドッキングです。

だからきっとバイバイタイムカードにやられてバイバイせざるを得なくなっちゃんたんですよ。そのとき、へぇー世の中そこまで行ってんだ、とびっくりした記憶が蘇ってきました。運送系には必須ですもんね。